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効果的な防音構造とは?

防音構造とは、外部からの騒音を遮断するようにした建築構造のことです。
一般的に構造物がじゅうぶんに重いと、音の圧力に負けることなく
音のエネルギーを遮断することができます。

部屋の広さに対して、どれだけの面密度(単位面積当たりの重量)があるかで
遮音性能が左右されることになります。

しかし、45dbの遮音性能を5dbアップさせて50dbにするだけでも
約2倍の重量の防音材が必要となり、単純に面密度だけを考えて防音することは
物理的に難しくなります。

このため、吸音材や防振材をあわせて使用することで
音のエネルギーを効果的に吸収・減少させることができます。
防音は「遮音」「制振(防振)」「吸音」の3要素を複合的に
コンパクトな多層構造を構築することが重要です。

防音構造には、次のようないくつかの種類があります。

【1、遮蔽型】
空気を伝わる音に対して有効です。
騒音源から発生している途中に、遮音性能を持つ壁を設置して防音する構造です。

【2、防振型】
騒音源となる送風機やポンプの振動、機械の振動などが床や柱などに伝わり
ふたたび壁や床を振動させて騒音となる、固体を伝わる音に対する防音構造です。

【3、消音型】
空調機のモーターなどから発生する騒音が、ダクトなどの筒状のなかを伝わるなかで
空気の流れを遮断できない場合に防音する構造を言います。

【4、能動型】
騒音源からの音に対して、スピーカーなどから特定の周波数の音をだし
元の騒音を打ち消そうとする防音構造です。

「株式会社 植村防音工務店」では、長年の実績と、技術で
ご自宅の一室から、スタジオやライブハウス、ホールまで
建物の大小にかかわらず施工を承っております。

防音工事のプロとして、お客様のご要望にお応えします。
どうぞお気軽にお申し付けください。
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